日本の女性管理職比率はなぜ低いのか?海外と何が違う?

インターン 三橋咲那子

日本の女性管理職比率といえば、世界的にみてもかなり引けを取っていることで有名です。

国際労働機関(ILO)が2015年に発表した「勢いづくビジネスと管理職における女性」によると、管理職に占める女性の割合は126ヶ国中96位。先進諸国の中では、韓国と並んで下位グループに属しています。

この数字からも分かるように、まだまだ女性か活躍するには厳しい国というのが日本です。
海外と日本で女性管理職比率にここまでの差をつけているものは一体何なのでしょうか?

今回のブログでは、日本と海外で女性活躍に差を作っている具体的な要因に目をつけて紹介していきたいと思います。

日本の「女性は家庭を守る」という意識が欧米諸国に比べ強いので、女性管理職が育たないと考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際には女性が家事・子育てをするべきという考えは、欧州諸国にも未だに存在します。

鍵は長時間労働の有無?

海外と日本の違いとして、根強い労働文化が「長時間労働」です。女性管理職比率の高い欧州では、1日の労働時間が8時間程度であるのに対して、日本は10時間になることも珍しくありません。加えて、上司より先に帰ることを快く思わない文化もあります。

このような環境では、管理職を目指す女性にとって仕事と家庭の両立が難しく感じられるのもうなずけます。
長時間労働だけが原因ではありません。女性管理職比率の高いオランダやスイスで実施されているのが、男女支援制度です。
いくら女性が産休や育休を取りやすくなっても、男性が仕事に縛られていては家事や育児を分担することはできません。

オランダでは、男女ともに短時間勤務をしやすい制度を取り入れたことで、男性の育児参加が盛んになり、女性の管理職登用も進んだと言います。

日本に足りないのは女性リーダー育成制度?

また、日本には女性管理職を育てる研修制度が整っていないとの見方もあります。

管理職として活躍する女性のロールモデルの少ない現状では、女性社員自身が自分のキャリアを想像することは容易ではありません。

女性自身の「やってみたい」という意欲を引き出すためにも、経験豊富な女性管理職にメンターとして協力してもらうことが必要不可欠と言えます。

キャリア支援研修や女性特有のリーダーシップを発揮する方法研修を通して伝えることで、女性管理職を視野に入れた今後のキャリアをより身近に感じることができるのです。

このような女性管理職比率において進んでいる海外を参考にして、違いを埋めていくことがより女性社員が活躍しやすい環境を日本で作るきっかけになるのではないでしょうか。

三橋咲那子

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インターン 三橋咲那子
この記事の執筆者

インターン 三橋咲那子

ハーモニー人財、インターン生の三橋咲那子です。現在は大学4年生で、ビジネスを専攻しています。海外留学を経て、女性キャリアが結婚や出産によって阻まれる日本の現状に疑問を持つようになりました。より多くの企業が、女性、男性の線引きが必要ないくらい、個人にとって生きやすい組織文化を持てるようになればと願っています。このブログでは、女性管理職に関して新たな視点を提供できるような情報発信に努めていきたいです。

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