高まるグローバルIRの重要性


人材紹介業という分野で働いていると、企業に今求められている人財というのが良く分かります。

テクノロジーに詳しい人、英語でビジネスができる人、理系・文系の境を超えて多角的に物事を考えられる人・・そのようなスキルがある人財が、今、多くの企業に求められています。

そのような中でも、今引く手あまたの人財というのが、IR(アイ・アール)ができる人です。特に、国内だけではなく海外投資家に向けて情報発信ができる、高い英語スキルのある人財です。

■そもそもIRとは何か

IRとは、Investor Relationsの略です。PRとなんとなく似ていますが、PRはPublic Relationsで、投資家ではなくより大きなグループのPublicの人々、つまり消費者全体に対して情報発信をすることを指します。

IRの仕事は、投資家(Investors)に向けて、投資の判断材料となるような自社情報を提供することです。例えば、決算発表後に説明会等をひらき、その中でその決算についてだけではなく、業績不振だったならその理由などを、投資家に対して説明します。PRと大きく違うのは、PRが自社製品・サービスの良いところのみをアピールするのに対して、IRでは、良いところだけではなく悪いところも投資家に説明しなければならない点です。その上で、全て開けっ広げに情報提供するのではなく、どの情報をどのように、どの程度伝えるのかなどを戦略的に考えられる必要があります。

詳しくは、グロービス経営大学院のサイトに分かりやすく説明が載っているので、こちらも参照してみてください。

http://gms.globis.co.jp/dic/00261.php

■グローバル化がグローバルIRの需要を上げている

IRという業務はここ数十年の間に広まりました。1950年代に最初に始めたのがアメリカのGEで、1980年代から他企業にも広く認知・実行されるようになりました。日本では、1990年代から徐々に広まりましたが、未だにIR自体をやっている人がいない、もしくは部門自体がないという企業も多くあります。

しかし、そのような中でもグローバル展開を進める企業は特にIRに非常に力を入れようとしています。そのときに求められるのが、英語を使って海外投資家に情報発信できる人財です。良く知られているとおり、日本は少子高齢化が進み、人口も急速に減少しています。今後数十年で日本市場は急速に縮小するといわれているため、日系企業の多くは海外に軸足を移そうと躍起になっています。

日本市場の縮小グローバル展開海外投資家のためのIR人財が必要

という構造です。

■女性グローバルIR人財は引っ張りだこ

グローバルIRの需要が着実に増している一方、グローバルIRができる人財自体は国内において非常に限られています。ですから、IR人財が転職困ることはまずありません。IR人財は自ら転職をしなければいけない存在というよりは、ヘッドハントされていく存在です。このような状況なので、グローバルIRというのは非常に将来性のある職業といえるでしょう。

そして、特に供給が少なく需要が高いのが、グローバルIRができる女性人財です。海外投資家は特に、経営層・管理職層が全て男性という企業の将来性を疑います。そのような企業はダイバーシティ経営という点では非常に弱く、遅れている印象を与えてしまいます。真剣にグローバル展開を考えている企業は、経営層・管理職層に積極的に女性を登用しようとしています。IRももちろん例外ではなく、女性IR人財というのは、男性に比べるとより競争力が高い存在となるでしょう。

■将来性を考えてキャリアを高める

目まぐるしいスピードで社会が変化しています。AI・ロボットの進化のために、数十年後にはなくなる職業もたくさんあります。このような状況のキャリア選択において重要なことの一つは、そのスキル・職業に将来性があるか、需要があるかどうか、供給が少ないかどうかです。

需要があるのに供給が少ない職業というのは、転職に困ることはまずありません。そして、長期的により良い条件で働くことができます。そのような職業の一つがグローバルIRです。特に、女性にもおすすめのキャリアといえるので、これからキャリアを築き高めていく20代、30代女性には、選択肢の一つとして是非頭に留めておいていただきたいと思います。

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