視線で読み解く相手の心理

「目は口ほどにものを言う」という言葉があります。これは昔から言われている通説ですが、今や心理学的にも証明されているようです。相手の視線が意図することを理解し、相手の深層心理を予想することは、ビジネスにおいても活用できるのではないでしょうか。そして、視線が表す心理は、人間であれば誰もが共通していると言われています。そのため、海外で外国人相手にビジネスをする際、相手の感情や心理を読むことができない、という時も活用できます。ということで今回は、ビジネスにも応用できる視覚心理をご紹介します。

視線で相手のウソを見破る

口ではいくらでもウソをつくことができます。キャリアを積み上げていく中で、言葉でうまく状況を切り抜けたり、うまい言い回しで仕事を成功に導いたりというような経験は多々あるのではないでしょうか。このように口ではいくらでもものを言うことができますが、視線からは自分の素直な感情が表れてしまいます。
「自分が体験したこと・経験を思い出している時」は視線が右上にいきます。
「何かを想像している時」は視線が左上に行きます。
すなわち、相手が本当のことを話している時は視線が右上を向いており、ウソをついているときは視線が左上を向いているのです。
この根拠として挙げられるのが、人間の右脳と左脳の役割です。

(出典: http://iqno.net/imgfile/quiz-gif/kizi/notoha1.gif
このように、人間の右脳と左脳は役割が完全に分かれています。
右脳は知覚・感性といった、経験や感情を素直に記憶している場所です。
そして左脳は思考・論理といった、自分で何かを考える・つくりだす場所です。

人間は、今使っている脳の方に自然と視線が向いてしまうのです。そのため、ウソをついていることが口先だけでは分からなくても、視線を見れば分かってしまうのです。
また、人間はウソをつくときにまばたきが多くなる傾向もあります。弱気になったときや、緊張状態のときは、それがまばたきに表れやすいと言われています。会話の中で明らかに相手のまばたきが多くなった時は注意が必要ですね。

視線で相手が自分の話をよく聴いているかを見破る

相手の話をよく聴く気がなくても、うまく態度を繕えば、ちゃんと聴いているかのように見せられます。しかしながら、ここでも視線はウソをつくことができません。
視覚を司る脳の「視覚野」と、聴覚を司る脳の「聴覚野」は近い場所にあり、聴覚野が動く時に一緒に視覚野も動いてしまいます。そのため、聴覚が周囲の物音や雑音の方にいっている時は聴覚野が左右に動き、それにつられて視覚野も左右に動いてしまいます。そして、それは視線に直接つながり、視線も左右に動いてしまうのです。
このようなことから、相手の視線が左右に動いている時は、聴覚が周囲の物音や雑音に集中しており、自分の話はよく聴いていない、ということになります。
また、人間は心の中の考え事に没頭している時に視線の焦点が定まらなくなるといいます。そのようなことからも、視線が左右に動いている人は自分の話をよく聴いていない、ということが分かりますね。

今回紹介した基本的な知識は、ビジネスシーンにおいて日常的に活用することができるのではないでしょうか。特に女性は観察力に優れ、比較的人の心を読む能力に長けているといわれています。相手の視線を見ることで、深層心理を知り、そこから生まれる細やかな気遣いがあります。このような女性ならではの細やかなテクニックを、大切な商談や会議、日々のコミュニケーションに効果的に利用してみてはいかがでしょうか。
田畑 結生

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