「25歳からは女の子じゃない」!?

最近、ある化粧品のCMが女性差別だとして問題になっています。

そのCMは、資生堂のコスメブランドであるインテグレートの最新CMです。

テレビで放映されるやいなや、このCMはインターネットで炎上し、資生堂広報部もこの現状を厳しく受け止め、テレビでの放映は打ち切りにし、インターネットにアップされていた動画も削除するに至りました。

 

■「25歳からは女の子じゃない」に込められた意味

では一体、そのCMはどういった文脈で「25歳からは女の子じゃない」というメッセージを提示しているのでしょうか。

このCMには第1弾と第2弾があり、第1弾では、ある女性の25歳の誕生日パーティーという場面から始まります。

25歳の誕生日を迎えた主人公が同じ年頃の友人から

「今日からあんたは女の子じゃない!」

「もうチヤホヤされないし、褒めてもくれない。下にはキラキラした後輩。週末ごとにアップされる結婚式の写真。このままじゃヤバイ。何で!? いつから私こうなった!? カワイイという武器はもはやこの手にはない!」

と言われ、

「可愛いをアップデートできる女になるか、このままステイか」

という話題になり、みんなで「可愛いをアップデート」を選択するという物語です。

これを見た一部の女性からは、「時代遅れ」「セクハラCM」「ネットにいるおっさんの価値観」などと厳しい批判が寄せられました。

 

■「25歳からは女の子じゃない」を肯定的に捉える

このような批判はインターネット(とりわけYoutubeやTwitter)中心に寄せられたところを考えると、比較的若い層からの批判が多いのではないかと予想できます。そこから、このCMに込められたメッセージを拒否するという行為は、「自分が若さを失う恐怖・怯えのようなものが根本にあるのでは?」とも考えられます。

この記事では、そのメッセージに怯える若者の心理を分析し、さらにそのメッセージを肯定的に捉える意見も盛り込まれています。

日経ウーマンオンライン「資生堂CM「25歳から女の子じゃない」に無傷ですが何か?」

http://wol.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/090500093/102100004/?P=3

このメッセージを批判した若者たちは、「若さゆえの特権」をより強く意識しており、それはいずれ失われるということをこのメッセージが示したため、怯え、批判したのではないでしょうか。

しかしこのCMは、「若さからくる可愛らしさ」を失ったとしても、そこで女性としての魅力が無くなる、と主張しているのではありません。むしろ、「アップデート」というポジティブな言葉を使って、大人の女性の魅力を表現しているのです。

さきほどの記事ではこのCMを見た大人の女性の感想を紹介しています。

このような年齢にとらわれた世界観で人に「選んでもらう」というスタンスではなく、自ら能動的に「選ぶ」人生を送る大人の女性は、このCMを見て、このCMを通してこのコスメブランドが何を伝えたいのか、冷静に考え、矢継ぎ早に批判するなどということはしていません。

しなやかで冷静なマインドは、若い女性はなかなか持ち得ない、大人の女性だけの魅力なのです。

 

田畑 結生

 

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