女性執行役員 前年度比15%増

今年4月に「女性活躍推進法」施行され、女性活躍の機運が高まっています。2016年の「人を活かす会社」調査によると、女性執行役員の数が235人と15年比で22.4%増えました。しかし、昨年の米NPO「カタリスト」の調査によると、世界20ヶ国の主要企業において、日本の女性役員の占める割合は、最下位の3.1%でした。今年の増加率を持っても、世界の女性役員比率は二桁ですので、日本はまだまだと言えそうです。

また、課長以上の管理職に占める女性の比率は6.3%にとどまっており、2020年までに、女性管理職比率30%を目指すという政府目標とは随分隔たりがあります。

■成果主義の導入がポイント

日本の社会は、入社年次を優先する昇進制度が一般的です。女性が結婚や出産でライフスタイルに変化が起きるのは、入社して10年前後であり、ちょうど最初の昇進機会と重なります。家庭との両立に悩み退職を選択する女性や、産休、育休と重なり、昇進が見送られてしまうケースもあります。年次優先ではなく、個人の能力や成果が適切に評価されることにより昇進する機会があれば、ライフイベントに関係なく平等にキャリアップのチャンスが得られます。まだまだ男性社会であり、昇進制度もほぼ男性が作り上げた制度です。男性と同じ働き方をしなければキャリアアップのチャンスが掴めないのであれば、女性管理職の数を増やすことは出来ません。能力主義が導入されれば、男女問わず昇進の機会が与えられることになり、優秀な女性がキャリアを諦めること無く、どんどん昇進していけるのではないでしょうか。

年功序列、終身雇用制度が企業の成長活動と噛み合わなくなった今、これからは能力主義が主流になってきます。能力主義に基づく人財の登用は、ダイバーシティーの推進に繋がります。年齢や、国籍、性別に囚われない人財の活用が、グローバル競争を勝ち抜くことになるのではないでしょうか。

■管理職をめざしてキャリアアップ

女性の管理職比率は6.3%とまだまだ低い日本の社会ですが、女性の就労比率は70%以上であり、決して社会に進出していないわけではありません。キャリアパスが男女で違うことの現れです。男性には必然的にキャリアパスが用意されていますが、女性にはキャリアパスがない仕事もあります。学歴も、男性に劣らず優秀な女性が多い中、キャリアパスが用意されていないのは、人財をうまく活用していないということです。

キャリアアップを望んでいる女性には、どんどんチャレンジできる社会でなければ決して目標など達成できないでしょう。そして、女性もキャリアを決して諦めない強い気持ちで、自らチャンスを掴み取る覚悟が必要だと思います。

渡邊 奈保子

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