会社選びのポイント

学生の就職先として大手企業の人気は根強いものがあります。

大手企業で働くことのメリットはなんでしょうか。

今でこそ、大手企業であっても大規模なリストラ、事業閉鎖の事例がありますが、中小企業やベンチャーよりは安定していると言えます。また、福利厚生の充実、賞与の額は大手企業のほうが優遇されています。

特に日系の企業であれば、たいして仕事をしていなくても、お給料はもらえます。大企業において会社の8割の利益を生み出しているのは2割の社員です。現代の大企業は、資本主義における生活保護機関であるという考え方もあります。

それではデメリットは何でしょうか。

大企業で働く場合、大きな組織の中の小さな歯車になります。

ベンチャーの場合は、営業から財務、人事まで複数の仕事を兼務しますが、大企業の場合、専門的に仕事に長く就く可能性が高いです。その場合、その企業にとどまっているうちはいいですが、リストラ、事業閉鎖、倒産などがあった場合に、まったく潰しがききません。

もちろん、同業、同職種の大企業への転職するという道は残されていますが、そんなに世の中甘くありません。大企業という土台があって仕事をしてきたことを、自分の力と過信してしまうことも多々あります。

転職者を選考する際に、前職の会社の社格を気にする採用担当者がまだ多くいます。

しかし、5年度、10年後、人財の採用基準は大幅に変わっていると思います。

大手企業で就業し、ある部門の知識しかない人材よりも、中小企業やベンチャー企業で1人でなんでもこなし、ビジネスの全体像を把握できる人財の方がこれからの世の中ではずっと需要が高くなってきます。

■企業規模ではなく仕事内容が重要

これから仕事をしていく上で重要なことは、仕事力をつけることです。どんな環境でも柔軟に対応できる力の総合力が仕事力です。大手企業のネームバリューに惹かれ、企業を選択するのではなく、その企業に就職して何を身につけたいのか、何をしていきたいのか仕事内容をしっかり見極めた上で企業を選択することが必要です。

就職情報誌の「人気企業ランキング」で上位の大手企業を目指す学生や、勧める親も多いのではないでしょうか。その順位にはマーケティングの力も影響しています。

大手企業は安定だとしても、会社が安定しているというだけの話であり、社員は放り出されるかもしれません。

これからますます社会情勢が変動していくなかで、会社にしがみつく人生ではなくて、自分で会社を選択できるような力を、意識して身につけていくことが必要です。

そのためには、会社の規模で会社を選択するのではなく、仕事内容、身につくスキルで会社を選択していきましょう。

渡邊 奈保子

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