仕事を任せるときに部下のモチベーションを上げる方法

「この仕事、次はあなたに任せようかな」と言って部下に仕事を任せた経験はありますか?

信頼のおける部下だからこそ、こういった言い方で大切な仕事を任せることができますし、期待が込められていますよね。

しかしこの言い方は、部下から「上司に仕事を丸投げされた」と嫌悪感を抱く可能性もあります。

このような上司と部下の気持ちのすれ違いをなくし、部下のモチベーションを上げる上司になるにはどうすればよいのでしょうか。

■意外と伝わらない、上司の部下に対する「期待・信頼」

「この仕事、次はあなたに任せようかな」という発言に隠された意味合いを、上司と部下、それぞれの立場から考えてみましょう。

まず、その発言をした上司は、先程も述べたとおり、「この部下ならこの仕事を任せてもいい」という期待や信頼を抱いてこの発言をします。

上司が部下に仕事を任せることはとても度胸が必要です。自分がやったほうが早く終わる可能性も高いですし、部下がその仕事でミスをした時の責任を問われるのも自分です。部下に仕事を任せると、そのような大きなリスクを負うことになるのです。相当な覚悟が必要になってきますよね。

もちろん、「あの仕事は面倒な仕事だから、部下の○○に任せよう」と部下に甘えて仕事を振ってしまうときもあるかもしれません。しかしそういう場合も、「この部下に任せておけば大丈夫」という信頼が前提になってきます。信頼のおけない部下に対して「甘えよう」という気にはならないと思います。

その一方、部下はどう思うのでしょうか。「この仕事、次はあなたに任せようかな」という発言に対して、やはり「仕事を押し付けられた」と嫌悪感を抱くケースが多いようです。上司からの「期待・信頼」は伝わっていない場合がほとんどのようです。部下が仕事を頼まれて、まず思うことは「仕事が増えてしまった」「自分にこの仕事ができるのか」という抵抗感です。

もちろん「自分は期待されている」「がんばろう」というポジティブな考えも浮かぶかもしれませんが、ほとんどの場合、最初には抵抗感を感じます。ましてや「任せるよ」と丸投げされた場合は、より抵抗感を感じるでしょう。

■上司が部下に「なぜあなたなのか」を伝えることが大切

このように「任せる」という言葉の意味合いには上司と部下の間で大きなギャップがあるのです。上司が良かれと思って発した言葉によって、部下のモチベーションは下がっていく、これでは関係性は悪化するばかりで何もいいことはありません。

そこで大切なのは、なぜその部下に任せるのか、という「あなたでなければいけない理由」をはっきりと言うことなのではないでしょうか。そして部下側も、「押し付けられた」というネガティブな感情を抱くだけではなく、自分にその仕事を任された理由をよく考えることが大切になってきます。

仕事を任せる・任される際のコミュニケーションを工夫することで、双方のモチベーションを上げ、仕事に集中しやすい状況を作ってみてはいかがでしょうか。

田畑 結生

 

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