キャリア女性の理想は「正社員、年収600万円以上、バックオフィス、既婚、子育て中」


転職サービスを運営するLibがキャリア女性を対象に「理想の働く女性像」を調査したところ、「正社員、年収600万円以上、バックオフィス、結婚していて子育て中」という理想が出たそうです。
記事はこちら:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000010727.html

「甘い!」という批判が続出したようですが、たしかにそうですね。人材紹介会社の目線からすると、そのような仕事はなかなか無い、というのが現実です。

近年は、事務・経理の正社員としての求人自体が減ってきていますし、あったとしても年収500万円を超えることはまずないでしょう。

■バックオフィスで600万円以上稼ぐなら管理職■
総務や経理といった会社を支える職業は、営業等に比べ、年収が低くなる傾向にあります。バックオフィス職で600万円以上稼ぎたいのなら、その中で管理職になるしかありません。

近年は、バックオフィス部門は社外にどんどんアウトソースされていっていますし、技術革新によって、今まで人間がこなさなければならなかった仕事を、ロボットがより低コストで行えるようになりました。

そのため、企業はバックオフィスの人材を高い値段で雇う必要がなくなってきているのです。そしてこの状況はより加速するでしょう。

このような状況でバックオフィスで仕事をし続けるには、アウトソースされているもの、またロボットが担っているものを統括できるような人財、つまり管理職になる必要があります。

■だれでもできる仕事は派遣がやる■
そして、企業は派遣で賄える仕事は正社員ではなく派遣にやってもらいます。理由は簡単で、そのほうが経費を抑えられるからです。

派遣よりも正社員のほうが安定していていい、というのはよく言われることですが、逆に正社員よりも派遣でいたい、という女性は多く存在します。
時間通りに帰れる上、大きな責任を負わなくていいので、特に子育て中の女性の多くは敢えて派遣で働くという方法を選びます。

そして、よく思われている事実とは異なって、派遣の中にも優秀な人財が結構な数で存在します。先日、弊社にご来社いただいた方は、現在年収250万円ほどで派遣をやっている子育て中の方でしたが、大学は都内の有名国立大学を卒業して、結婚する前は外資系大手金融企業で総合職として働いていたそうです。

このような優秀な人財ですら年収250万円の派遣として働く状況では、企業も派遣にやってもらえることは全て派遣にやってもらいたいと思うでしょう。

ですので、正社員としてバックオフィスで働きたいと望むなら、他の人には取られない仕事をして、他の人にはないスキルを身に付けることが大切です。

■管理職経験なしのバックオフィスでの転職は難しい■
もしかすると、一つの会社にずっと務めるなら、正社員、バックオフィスで600万円以上も夢ではないかもしれません。

ただ、事務や経理等のみの経験しかない30代後半~40代の女性が転職を試みようと思ったとき、600万円以上、正社員の仕事を探そうと思っても、管理職経験がないと、厳しい状況に立たされます。なぜなら、より若く安い人財、もしくは派遣の方が、同じ内容の仕事をやってくれるので、企業はより年齢が上で高い人財を正社員で、また中途採用で雇う必要がないからです。

また、繰り返しになりますが、近年はそのような仕事はコンピューターが安くやってくれるようになっています。それが、バックオフィスの仕事での、良い条件での転職が難しい理由です。

■他職種を経験するのも手■
もし、有利な条件で将来転職の可能性を考えているのなら、管理職としての経験、もしくは営業といったフロントでの職務経験が必須になります。

昇進試験を受けて管理職を目指したり、社内で移動を希望したりて、管理職として、またバックオフィス以外での経験を積むのもいいでしょう。

どのような経験・スキルがあれば、他の人に差を付けられるか。自分の市場価値をどのように高められるか、という視点が、将来の転職で有利になるためのポイントです。

熊谷ひかり

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