女性社外取締役が必要とされる理由


年々、社外取締役を導入する企業は増え、
東証1部上場企業の6割強の割合で
社外取締役を導入しています。
そして、女性の社外取締役が注目されています。

社外取締役がいる企業が増えているのは、
グローバル化が大きな要因となっています。
国際的なM&Aや海外投資が増え、国際的な視野で法律や税制に詳しい人に
取締役としてアドバイスしてほしいという企業が増えているのです。

また、女性社外取締役の積極的採用は、
ダイバーシティの流れも後押ししています。
海外展開には外国人の視点が重要で、消費者の半分は女性です。
男性取締役ばかりでは市場のニーズを見落としてしまうとの危機感から、
グローバルな視点で経営を捉えることができる女性取締役が必要とされています。

日本には、トップに対して、
他部門からは意見しにくいといった企業風土があります。
その点、女性社外取締役は最初から境界を僭越した存在で、
1. 社内の人が言い出せないことにきちっと意見が言える
2. 社内の出世競争などのしがらみがない
という強みがあります。

女性取締役の先駆者は、橘・フクシマ・咲江さんです。
米ヘッドハンティング、
大手コーン・フェリー・インターナショナル日本法人の社長だった2002年に、
花王の社外取締役に就任しました。
今は、三菱商事や味の素など、4社の取締役を務めています。
フクシマさんは、こんな風におっしゃっています。

「ダイバーシティーを打ち出す形式だけで女性を見るのはもってのほか。
戦略上、必要な経験や能力をリストアップし、今の役員に足りないところを
補った結果、女性になったというのが本来の姿」

政府は、2020年までに女性管理職比率を30%に引き上げようとしています。
さらに、上場企業に少なくとも一人の女性役員登用を促しています。
しかし、日本の女性役員比率を世界と比べてみると
、最も高いのはノルウェーの35.5%、アメリカは20%弱で、日本はアジア、
太平洋地域で最下位の1.2%にとどまっています。

グローバル化を進める日本企業としては、
もはや、女性社外取締役導入およびBoard Diversityを進めなければ、
グローバルで勝ち残れない時代に突入してきました。
女性活躍と、社外取締役の活用、
その両方を兼ねる「女性社外取締役」という存在は、
こらから生き残りをかける企業の変革の突破口になるのではないでしょうか。

ハーモニーレジデンス
渡邊 奈保子

無料転職サポートお申し込み

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

カテゴリー:ブログ|

▲pagetop

このページの先頭へ