なぜ日本女性の労働力率は低いのか~沖縄政経懇話会 講演No.6~

現在、女性が求職していない理由、ナンバーワンが出産・育児のため、これが34.6%。

日本の女性の就業率が諸外国に比べて低いというのは皆さんご存じだと思います。それが目でわかる資料として、女性の就業率のデータの「M字カーブ」があります。そのMの底がちょうど30歳から35歳。女性が出産するときなんですね。そのときに、せっかく新入社員で入った女性が辞めてしまうのです。このM字カーブは、数十年前と比べてだいぶ緩やかになったとはいえ、諸外国(韓国を除く)にM字カーブがないことを考えれば、まだ日本女性の労働力はいかし切れていない、ということがわかります。

女性が働かいない理由の2番目が、「適当な仕事がありそうにない」、これが30%です。日本の特徴として、高学歴な女性ほど復職しない。そういう現象があります。中学校や高卒の女性の方は、復職する割合が大卒の女性より高いです。

大卒の女性が復職しない理由というのが、先ほど申し上げたとおり、適当な仕事がない。つまり、非正規の雇用しかなかったり、パートタイムの仕事しかなかったり。そういう今の日本の問題というのは、一旦退職してしまったら、大学を卒業した女性が求めているような管理職、やりがいのある仕事の求人が、なかなかない。それが原因で高学歴の女性が戻ってこない、というのが現状です。

日本全体の女性の労働力が減少するのは、もう一つ問題があり、ちょうど出産、育児をしている時期が、企業の管理職に昇進する時期と重なってしまう、という点です。次は介護。介護の時期と、取締役になる頃の時期がまたまた重なってしまう。そういう問題があります。

これに対し、OECDには、大学を卒業した優秀な女性がキャリアの階段を昇ることができるそういう道、オプションを、日本はもっと広げなければならない、と指摘されています

このようなことから、日本では本当にもったいない現象が起きています。
優秀な女性が活用されていない。労働力人口が4,100万人まで減少していく中で、これから日本経済が健全に成長していくためには、この埋もれている優秀な女性人財を活用していかなければなりません。これをうまく活用できる企業が、今後伸びていくと思います。

日月(福井)真紀子

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