『いまだ手付かずの潜在能力 (Untapped Potential)』

[以下は、WIB白書発表に際しての、代表日月のご挨拶全文になります。◆記事原文(英語)はこちら◆]

ACCJのみなさん、こんにちは。ウィメン・イン・ビジネス(WIB)委員会 副委員長の日月(福井)真紀子と申します。

初めに、新しい白書『いまだ手付かずの潜在能力』の完成のために寄付してくださった方々、またスポンサーの方々、どうもありがとうございました。私たちは、この白書をほぼ2年間の歳月をかけて準備してまいりました。その間、日本での女性リーダー推進に関して、多くの成長と変化を見届けてきました。

当初の提言戦略からここまで来るのには、驚くべき程の労力が必要でした。エキスパートや研究者の方々と話し、白書の原稿を作成し、見直し、(ACCJの)役員の方々や様々な委員会とやり取りをし、白書の最終原稿を完成させ、発表イベントの準備をするのには、素晴らしいチームによる多くの努力が関わってきました。私は、心の底から皆様に、特にコリーン・ジョンソンと、バリー・A・ハーシュフェルド Jr.、エミコ・オガミと、メラニー・チャンに、本当に感謝しています。

働く母親として、日本でどのように職場におけるジェンダー平等を実現できるか、私の考えをシェアしたいと思います。私たちには、無駄にする時間はありません。議論から、実践へと、動かなければならないのです。

私自身、娘を育てているときは苦労しました。保育所の順番待ちリストに娘を載せ、全ての家事をこなし、義理の家族や地元の学校、PTAや近所の人たちからプレッシャーを感じるのは辛かったです。当時、私の周りにもっと多くの働く母親たちがいればどうんなに楽だろう、と本当に思いました。自分の周りにコミュニティーやロールモデルがいないとき、人生は辛いのです。

なぜこれが重要なのか、女性リーダーの増加がどのように経済やビジネスや国に利益をもたらすのか、ということについては話しません。このようなことは既に何度も何度も議論されており、それに関しては10年以上ものはっきりとしたデータがあります。今、私たちに必要なのは、ただ、行動なのです。残された時間はありません。

答えは単純なものではない、ということはわかっています。文化、感情、システム、そして考え方が関わっており、そして変化というものはしばしば痛みを伴うのですから。

しかし、私たちは今前進し、行動しなければならないのです。では、これを実現するために、私たちは実際に何ができるのでしょうか。

私たちの白書には、日本と企業に対する、10の素晴らしい提言が書かれています。私たちそれぞれが、この提言一つ、またはそれ以上を推進するための、代弁者―もしくは変革者―になれるのです。変革者がいればいるほど、早い結果が得られる。この10の提言の中から、共感するものを選んでみてください。

行動が、今私たちに必要なものです。これについて話してください。ロールモデルとして行動してください。同僚や従業員の方に、この提言をシェアしてください。私たちは、日本を良い方に変えられます。

全ての女性に対してもう一つの重要なメッセージはこれです。「私たちのために誰かが何かを変えるまで、待たないでください。今、全ての女性が、代弁者になれるのです。」

そして、私たちがこの提言を行動に移せば、女性にとっても男性にとっても、老いも若きも、政府も民間にとっても、素晴らしい結果が生まれます。より多くの仕事が生まれ、生産性が良くなります。そうすれば、収益増加、経済成長、柔軟な労働時間、流動性のある労働市場が実現できます。多くの隠れた才能が見出され、人々はより幸せになるでしょう。日本のビジネスが繁栄すると、私たちは強く信じます。

(日本語訳:ハーモニーレジデンス スタッフ 熊谷ひかり)

日月(福井) 真紀子

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