日本の過度のおもてなしが人件費を上げ、GDPを下げる~日本が必要なのは、制度ではなく、女性管理職ロールモデル!No.3~

弊社を通して転職を希望されている登録者の方で、最近登録された、大変優秀なシングルマザーの方がいらっしゃいます。彼女は外資系のグローバルなトップの銀行に勤められて、営業推進部長として15年以上活躍された方です。年収は3,000万円以上で、年齢は40歳前半です。いろいろな事情のため、違う分野に転職したいということで、相談に来られました。

その方に、日本の銀行と外資系の銀行の違いについて、ヒアリングさせていただきました。彼女いわく、同じレベルのランクの銀行でも、外資系は営業推進部5人でやっている。それに対して、日本の企業の営業推進部は、50人。10倍の人員で同じ仕事をやっている。しかも、売り上げ業績は外資系企業が3倍以上。こういうところから、やはり、一人一人の年収の違いというのも出てくると思います。

もう一つの事例は、百貨店です。これも大体5人対50人です。日本の同じ売り場面積の百貨店には、50人ぐらいのスタッフの方がいます。外国のデパート、百貨店には、そんなに多くの人はいません。大体5人くらいです。本当に少ないです。日本は10倍の人件費をかけています。だから、日本に比べ、外資系や外国の企業の一人一人の年収は、3倍から5倍以上も高いんですね。

では、なぜ、日本はそんなに人件費を使って、売り上げもあげられないんだろう。私は、やはり、日本は過度のおもてなしに原因があるのではないか、と思います。これが長時間労働につながって、一人一人のスタッフの満足度が下がる。しかも、一人当たりの年収が低い。この悪循環が、国全体の一人当たりのGDPをどんどん下げています。実際、バブルのときから、一人当たりのGDPはどんどん下がっているんです。

最近は「おもてなし」の重要性が叫ばれていますが、「過度のおもてなしの見直し」も進めなければいけないと、私は思います。

日月(福井) 真紀子(たちもり ふくい まきこ)
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