高学歴なのに働かない/働けない日本女性~沖縄政経懇話会 講演No.5~

ご存じのとおり、超高齢化社会で、若年労働者の人口が先進諸国の中でも一番急激に減少している国が、日本です。

ことし生まれた赤ちゃんが、ちょうど働き盛りの44歳になるのが2060年。そのときの日本はどうなっているか―。総人口は6,600万人、ピーク時の半分です。65歳以上の人口の割合は39.9%、20歳から64歳の現役世代はたったの4,100万人。ピークのときは、この働き盛りの人口が、7,800万人でした。2060年には、現役世代がピークの半分近くに減少します。では、労働力の急激な減少をどのように抑えられるか。そのカギは、女性を労働力としてフルに活用できるかどうかにあります。

現在、男女合計でみると、日本全体の現在の労働力率はスウェーデンやドイツに次ぐ水準となっています。しかし、日本は、女性を社会の有用な資本として活用していません。働いていない(非労働力人口)女性のうち、実は303万人が就労を希望しています。また、この303万人のうち、半分以上の161万人が働き盛りの25歳から44歳の方たちです。他の国と比べても、25歳から54歳の女性の就業率において、日本はOECD34カ国中24位と、非常に低いのです。

同じく、OECDのデータによると、日本の大卒以上の男性就業率は、92%で3位です。それに対して、大卒以上の女性の就業率は24位。つまり、男性はすごく働いているけれど、女性は働いていない、働けない。しかし、日本の女性の学歴は、OECD諸国の中でトップ3です。つまり、女性の教育水準は非常に高いのに(3位)、労働力率は非常に低い(24位)。女性の教育にお金と時間を投じておきながら、その成果をドブに捨てている。これが日本の現状です。

次回(沖縄政経懇話会No.6)では、なぜ女性の労働力率が低いのかを見ていきます。

日月(福井) 真紀子

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